パート保育士の気になる仕事内容とは?具体例を紹介

保育

元保育士・元幼稚園教諭の中で、結婚や出産を機に一度は離れた保育の仕事をもう一度やってみたいな、と考える方は数多くいます。

また、資格はないけれど、子育ての経験を活かして保育の仕事をしてみたいな、という方もいます。

元保育士
元保育士

パート保育士やってみようかな

主婦
主婦

パート保育士って、どんな仕事をしているんだろう

元幼稚園教諭
元幼稚園教諭

過去にパート保育士さんと仕事をしたことはあるけれど、どんな気持ちで働いていたのだろう

でも、興味があっても実際に働かないと分からないこともあり、不安ですよね。

そんな時、パート保育士の応募をする前に、事前に情報を掴めれば安心できませんか?

この記事では、幼稚園で4年間働き、その後こども園でパート保育士として働いた私が、自分の経験したパート保育士に関する情報をお伝えします。

この記事を読んだら、きっとパート保育士についての理解を深めることができるはずです!

保育の経験がない方もぜひ、興味があればご覧くださいね!

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この記事を書いた人

20代主婦。教育大学保育専修を卒業後、幼稚園教諭の仕事を4年間勤め、結婚と引越しを機に退職。
その後、こども園でパート保育士として勤める。

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パート保育士の仕事内容

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①年少クラスの副担任として働く

厚生労働省「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第(三十三条)」に保育士の配置基準が定められています。

年少(3歳児)は「子ども20人に対して保育士1人」と定められているため、基本的には2人体制で保育を行う園が多いです。

しかし、年少クラスの春先は子どもたちが園生活に慣れていないため、以下②でお話するようなフリーの先生も入って3人体制で行う場合もあります。

基本的にパート保育士は担任を任されることはないので、副担任として担任の補助をする立場で働きます。

降園時に担任が不在の場合は、副担任が保護者にその日の子どもの様子をお伝えすることもありますよ。

【具体的な副担任の仕事内容例(園による)】
  • 担任がクラス全体に話している際、配慮が必要な子どものそばで援助。
  • 担任と共に、活動時の子どもへの援助。
  • 担任と共に、給食の配膳。
  • 給食後の室内清掃。
  • 担任が職員室等でクラスを離れている際に、絵本の読み聞かせや手あそびを行う。
  • 室内あそび、外あそびでの見守り。
  • 副担任がピアノ伴奏を行い、担任が子どもたちの前で歌や手あそびなどの見本を見せる(園による)。

など

②フリーとして、年少クラス・乳児クラスを中心にサポートとして働く

①の副担任はそのクラスだけ入りますが、フリーになると様々なクラスへサポートをしにいきます。

  • 担任がある時間帯だけクラスを離れるとき
  • 担任または副担任が休みのとき
  • 活動によって人手がほしいとき

など

上記以外の場合は基本的に年少クラスのフリーや、乳児クラスのフリーとして固定(担当になったクラス)で入ります。

園によって違うパート保育士の仕事内容

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①フリーの場合、振休(振替休日)の先生のクラスに入ることもある

保育園・子ども園の場合、シフトによって土曜保育を行う先生は平日に振休があるため、パート保育士がそのクラスに1日入ることもあります。

その場合、事前に担任からその日に行ってほしい活動内容を教えてもらいます。

しかし、園によっては当日にいきなりメモを渡され、そこに書いてあることをメモだけで理解して保育を行うこともあります。

私の場合、当日に知らされていたので、質問もできず正直困りました

そのような事態を避けるためには、「事前に内容を教えていただけたら安心できるので、ありがたいですなどとお願いをしておくのもいいと思います。

②フリーの場合、職員室等で事務の仕事(製作準備・行事準備など)を行うこともある

年少クラスが落ち着いてきて、他クラスにもサポートが必要でない日は事務作業を任されることもあります。

制作準備や、行事で必要な準備等、子どもたちとは離れた落ち着いた場所で仕事をします。

私の場合、たまにはこのような落ち着いた時間があると嬉しいです。

パート保育士のメリット・デメリット

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パート保育士にはメリットとデメリットがあります。

あくまでも私個人の見解になりますが、参考になればと思います。

メリット
  • 正社員に比べて責任は重くない(怪我・生命に関する事象を除いて)
  • 決められた時間内だけで働く=残業なし
  • 勤務時間・休みの調整が利く
  • 書類仕事や持ち帰り仕事はない

など

デメリット
  • 給料が低い
  • フリーの場合、やりがいを感じられないことがある
  • 園によっては書類仕事をさせられることがある
  • 園によっては担任を任されることがある

など

園によって異なるところもありますが、基本的にパート保育士は、正社員に比べて保育時間以外の業務負担がほとんどありません。

時間内で出来る仕事しか行わないので、退勤時間になればすぐに帰宅でき、家に仕事を持ち込まない働き方ができます。

そのため、正社員に比べて責任をあまり感じることがないので働きやすいと言えます。

しかし、園によっては「“パート保育士なのに”こんな仕事もさせられる」「“パート保育士なのに”書類や持ち帰りがある」など、ブラックに近い園もあるので注意です。

まとめ

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パート保育士は、一般的に「担任を任されることはなく、担任や様々なクラスのサポートをする立場」であるとされています。

副担任やフリーといった形で、仕事に対する責任を背負い過ぎない働き方で、子どもたちとかかわることができる素敵なお仕事です!

中には、正社員の時に保育準備や事務作業があるため、集中して子どもたちとあそぶ時間が取れないという経験をした方が、パート保育士になって子どもと向き合う時間が増え、やりがいを感じながら働けるようになったという人もいます。

しかし、園によって仕事内容が異なるところが必ず出てくるので、面接の際に確認をする必要があると思います。

私の場合、実際にパート保育士として働き、『あれ。思っていたのとは違うな』と疑問に感じた経験があるため、質問をすることも大切だなと感じました。

(↑面接に関する記事は、後日書かせていただきたいと思います。)

保育経験のある方はもちろん、未経験の主婦の方(中には無資格で採用してくれる園もあります)も、パート保育士はとても魅力的な仕事なので、おすすめですよ!

この記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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